30代・サブカル女子が 地域おこし協力隊 をやっていました。その後・・・

静岡県で地域おこし協力隊をやっていました。任期後はそこに移住して児童養護施設で働いています。児童養護施設と田舎暮らしと脱出計画と徒然に書いていきます。

役場の仕事の優先順位を考えた方がいいんじゃない? 群馬県中之条遍

こんにちは。

サブカル女子地域おこし協力隊のEmilyです。
 
日常生活を過ごす上で計画を立て行動することは効率的に目的を達成していく上で重要になります。

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また、組織に属していると自分だけちゃんとやっていればいいではなく、周りとの連携や組織の中の自分の役割をきちんと認識することも大事になってきます。
 
先日頼もしい記事を見つけました。
 
自分たちで必要な電力を自給自足し余った電力は売り、足りない時はどっかから買うするとのこと。
 
東日本大震災が起こった後福島を訪ねた当時の町長が
原発に頼らない電気をで地産地消していかないといけない
ことがきっかけで始まりました。
 
この町すごいなと単純に思いました。
すごいを具体的にしてみると..
 
1.役場だからできる地域おこしをやっている。役場である特権を活かしている。
 
a.記事には法的手続きが煩わしく計画が進まいことがよくありますが、
役場は専門ですね。
 
b.あとはなんといってもお金。
役場は大きなお金が動かせます。もちろん、税金です。
みんなの生活が改善するならばそれは巨額であっても掛けるべきお金です。
 
2.地産地消できる町は強い‼
田舎の魅力ってそこだと思うのです。
農業、水管理、道具...田舎の人は何でも自分たちでできる。
 
東日本大震災が起こったとき、お店から売り物がなくなることが起きました。
都会では食べ物は買うもの。食べ物が無くなったら生活が成り立たなくなる、
だから買い占める。
原発が危ないから電気が供給できない。
計画停電のときは生活がストップしたことままだ記憶に新しいです。

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だから、何かあったとき生活必需を外部に依存している都会は
生活基盤が脆弱なんです。
地産地消で生活基盤が自立していれば
生き抜いていくことができる
 
3.役場が責任感を持って主導してやっている。
 
記事内で
・地域で電気の地産地消を目指すためには、自治体が主導して進めるべきだと考えました
・リース会社との契約は、最後まで直接私が担当しましたよ。
 
この発言から役場が主導し、責任をもって電力を地産地消させる事業
やっていくという意志が感じられます。
 
これすごいことです。
 
国もそうですが役場も仕事に対して責任をとりません。
 
Emilyは市の委託事業で地域おこしをやっています。
が、とあるお仕事をやっていたとき、担当者から
「何かあったらEmilyちゃん、責任とってね。」といわれました。。。
これは一例です。
 
名ばかり担当者...いらねんだよ。
 
そんなものです。
だからこそ、中之条の担当者の責任感のある発言、電力の地産地消を成し遂げたいという熱い思いがまさに地域をおこしたことに繋がったのです。
 
いかに継続できるかを考えてリスクを考えた。
当然役場がやるものは生活の基盤となるものなので、
採算よりもいかに継続して電気を作り供給できるかがキーになります。
 
仮に採算がとれなくても継続する必要があると認められれば
補助金助成金が降りて継続できることがありますが、
頼らないにこしたことはないですよね。
 
それに加え
 
原発に頼らず電力を地産地消できないか」
「地元で電気を作り地元で消費することにより電力に愛着がわいてほしい」
 
という夢があったことがいい結果に招いたのではないかと思います。
 
中之条の紹介はこれまでで
Emilyが言いたいのは今いる自治体に対して
「お前らもっとやんなきゃいけないことあんだろ。」
 
です。
 
これは次回書きますね。
 
・・・まとめ・・・
自分たちのできる役割を把握し全うしていこう。
地域おこしは全国的に行われています。
役場の主たるお仕事は住民が安心、安全、安定して生活できるような基盤を作る。
また、田舎だと役場=えらいという考えがまだ残っていて力が絶大です。
役場だからこそできる役割を把握し特権を活かし、
責任感とやる気を持って取り組んでいきましょう。