国民の祝日って意味があるんじゃないの?から調べてみた。
こんにちは。
サブカル女子・地域おこし協力隊のEmilyです。
祭にも意味があった。それならば「国民の祝日」にも一つ一つ意味があるのではないかと思って調べてみました。
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以下、まとめです。
日本人は弥生時代から2000年以上も稲作を中心に生活してきた。稲作のみならず自然の作用が人間の智恵、労力より大きいとされている。作物が育つのは、自然の目に見えない神々のお陰である。→これは、お陰さまの精神だね(^^)
その「お陰」に感謝して、自然を称え、祖先を敬い、様々な神事や仏事をやってきた。
しかし、戦後、宗教的な「祭日」を否定して世俗的な「祝日」となる。
(実際には祭日の意味合いもある祝日が存在していますが。)
ここで年間の祝日を見ていきましょう。
元旦
新しい年の命が生まれ変わる日。
仏事である彼岸の中日が後に意味合いが濃くなって先祖供養、墓参りをするようになる。
勤労を尊び、生産を祝い、国民互いに感謝し会う日
自然に親しむとともにその恩恵に感謝し豊かな心を育む。昭和天皇が自然が好きだったからに由来。今は5/4に変更。日が変わったが新緑の季節に合っているのでいいんじゃないかとのこと。
海の恩恵に感謝し海洋国家日本の繁栄を祝う日。
昭和の日
激動の日々を経て復興を遂げた昭和の日を顧み、国の将来に思いをいたす日
そのまま。
こどもの日
こどもの人格を重んじこどもの幸福を図るとともに母に感謝する
成人の日
大人になったことを自覚し自ら生き抜こうとする成年を祝い励ます日。
因みに、成人の条件は、立志(志を立てる)択交(交友をえらぶ)読書。
多年に渡り社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日
体育の日
スポーツに親しみ健康な心身を培う日
祝日の意味合いには
自然の見えない恵みに感謝する
国家の歴史や将来の繁栄を願う
生活密着型
がある。
日本では自然も(特に稲作)一生も生まれては亡くなり形を変えてまた生まれ変わるを繰り返す、目に見えない恵み「お陰さま」に感謝する習慣があり、祝日はそれをもろに表しています。
今回本を読んで日本は古代マヤ人と同じくらい自然の中に入って生きているんだなと。
「連休を沢山作ればレジャーが儲かる」という意味で祝日をずらし、単なる「休日」となってしまっているのはやはり危惧することなのではと思います。(-_-;)
↓↓↓↓まとめ↓↓↓↓
国民の祝日には大きく3つに分けられる。
自然の見えない恵みに感謝する
国家の歴史や将来の繁栄を願う
生活密着型
もとは仕事を休み、地域の神に感謝しオシャレして平安と発展を願う「晴れの日」
見えない(自然)神に生かされていることや、生かされている地域に感謝することかが祝日、祭の意味である。