30代・サブカル女子が 地域おこし協力隊 をやっていました。その後・・・

静岡県で地域おこし協力隊をやっていました。任期後はそこに移住して児童養護施設で働いています。児童養護施設と田舎暮らしと脱出計画と徒然に書いていきます。

答えられるようにしておけ。その1.田舎暮らしを始めた訳

こんにちは♪
サブカル女子・地域おこし協力隊の Emilyです。

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都会から田舎へ移住すると、移住先の人から決って同じ質問をされます。

1.出身は?
2.なんで田舎に来た?
3.彼氏はいるか?結婚しているか?

100回はされました。

【1.出身は?】に対してはありのままを答えていました。

【2.なんで田舎に来た?】
Emilyがいるところはもともと農業、林業、産業が栄えていました。
静岡県と言えばお茶。とーってもお茶が美味しいところです。というのも昼と夜の寒暖の差が激しい土地なので甘味成分がたっぷり作られるのです。また、山を所有している人が多く、木を高く売ること(1本20万円とか)ができたので山があれば一生安泰と言われていました。山、木だけでなく綺麗な川もあったので明治時代には製紙工場や繊維工場が沢山あり女性が働いていました。

このように栄えていた時代から、お茶や木の価値が下がり、専業だけでは暮らして行けない人が多くなりました。また、工場は人件費が安い海外へ移転してしまったため、産業も廃れました。

地域に仕事が無くなったため、若い人は都会へ移住してしまいました。そのために、地域の商店街がシャッター街となり、学校は閉校が続いています。

町がみるみるうちに衰退していく姿を目の当たりにしてきているのです。

そんな町に夢も希望もないと感じている人が地元民には多い中、仕事はある、公共交通機関は整っている、買い物は近所でできる都会からわざわざこんな廃れた町に来たEmilyを特殊生物だと思っている人が大勢います。

私が移住した理由を語っているホームページを見つけたので紹介します。

日本経済は破綻します。16年か17年あたりに。国債は暴落します。だから今のうちに海外へお金を逃がす準備をしておくこと。

私は近々に破綻するかどうかは観えていませんが、オリンピック需要と言われている雇用がオリンピック後も続くとは思えません。

物価を2%上げると日銀総裁が言っていましたが、物価が高くなるからお給料が上がるものではありません。それを決めるのは個々の会社。
先行きが不透明であれば貯めておきたいというのは自然の心理です。

お給料が上がるかどうかわからないのに物価は上がる。消費税も上がる。都会ではお金がなければ生活できませんから。ビックリするくらい。どこへ行くにも。食べ物を買うのも、サービスを受けるのも、遊びに行くのにも。

正社員になれば雇用が安定とは昔のはなし。Emilyは正社員で会社都合で2回退職しました。
実家暮らしだったから飢えは免れたものの、リーマン後の派遣村やマン喫を転々とする生活を送っていたかもしれないと思うと不安は付き物でしたし、うるさく言わなかった両親に感謝です。

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田舎では農で業をなしていなくても、大体の家庭が自分の畑で野菜を育てていたり。山、木、植物など自然を熟知している生き字引な人がいる、時には眉を潜めたくなるが人の目が光っているので世話好きの人もいる、地域の付き合いもある、だからいざ困ったときは協力し合える。

裕福な生活はできないかもしれないけど生きていける。これはすごく強みだと思うのです。

アベノミクスでは都会にばかり恩恵が行っていて地方には来ていないと言います。
でも破綻したとき(破綻は目に見えているし)恐らく都会の方がダメージは大きいでしょう。

見栄を張りながらの経済右肩上がりの時代からもういい加減視点を変えるべきの時代だと思ったので実行しました。

3.は次に書きますね。

<<<<<<<まとめ>>>>>>
田舎に来たら決って同じ質問をされます。覚悟しておいてください。

1.出身は?
2.なんで田舎に来た?
3.彼氏はいるか?結婚しているか?

生まれも育ちも地元、田舎(特にお年寄り)は地元の栄えていた時代から衰退して現代に至る推移を見てきている。都会育ちのEmilyはお金が安定して入る生活の保証なんてないのに、お金がないと生活ができない、物価上昇、経済破綻の可能性に危惧を感じ、自然と共に、知恵を持って、地域のネットワークを大事にして生活している田舎暮らしには持続性があることに魅力を感じ、静岡の山奥に移住し地域おこし協力隊になった(今ここ)であります。